ayumyの旅のすべて

忘備録と今後の糧として、旅の思い出やスケジュール、かかった費用などの詳細を残していきたいと思います。

DAY4[マチュピチュ]ペルーとボリビアの旅

[06:30]ホテル→空港
この日はいよいよマチュピチュへと向かいます。AIRPORT EXPRESSで空港へ。割引あるみたいだし、行きに往復チケット買っておいたらよかった…。
 
[09:00]リマ→クスコ

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マチュピチュに行くには、まず飛行機で1時間かけてクスコという街に行かねばなりません。陸路もあるけど時間がかかるので却下。クスコはさりげに標高が3,400mあり、軽く富士山超え。飛行機でいきなり高地に飛ぶから、高山病になる人もいるみたいです。

 

昔、富士山に登って平気だったから特に対策はしていなかったのですが、ナスカツアーで出会った社長さん

nakanissy.hatenablog.com に薬と水を飲んで事前に備えるように言われたら急に不安になり、前日の夜、友達に高山病の薬を分けてもらって飲み始めました。他力本願なわたくし。いよいよフライト…と思いきや

飛行機が全く飛ばない。

結局2時間遅れて目的地に着きました。

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クスコに着くと、リマとは全く違う雰囲気。四方を山に囲まれ、赤いレンガの家が立ち並ぶ異空間です。空気が清々しいし、しかも快晴。ただ慣れるまで少し呼吸はしにくかったです。スケジュールが遅れていたので急ぎたかったのですが、そこは高地。いきなり走るとぶっ倒れるとのガイドブックの教えに従い、しぶしぶゆっくり歩きました。
 
[12:00]空港→ホテル
 この日はマチュピチュ村で1泊するのですが、マチュピチュへ向かう電車に大きなスーツケースは持ち込めないので、翌日泊まるクスコ中心部のホテルに預けに行きます。空港でタクシーを捕まえてホテルへ(今旅初タクシー)。ペルーでは乗車前に運賃を事前交渉するらしいです。ボラれたくないので、タクシーに乗る時はガイドブックや現地の人に聞いて、事前に相場を調べるようにしました。

 
空港の入口付近には客引きの運ちゃんがわんさかいたので、ホテル名を伝えて早速値段交渉です。ガイドブックには宿泊のセントロまで15ソーレス〜とあったのですが、1人目の運ちゃんは50ソーレスとおっしゃいました。友人が値切って40ソーレスになりましたが、ちょっとふっかけられてる感があったので、そのタクシーは見送りました。2人目でようやく30ソーレスになり、これ以上交渉するのも面倒くさかったのでそのまま乗ることに。(後から考えればまだ安くなった気が…。)

 

スーツケースを乗せるためにトランクを開けると、既に1つ荷物が入っていました。「何だろうね?」なんて話しながら友人と後部座席に乗り込んだら、助手席に先客がいました。

相乗りやったんかい。

まぁ無事に着いたんでいいですが。
 
[12:30]ホテル
事前に荷物だけ預けたいといった連絡はしていなかったのですが、フロントで今日はマチュピチュに行く旨を伝えると、快く荷物を預かってくれました。きっとそういう客も多いのでしょう。1泊分の荷物だけリュックに詰めて持っていきます。
 
初日に空港で換金した現地通貨が残りわずかだったので、ホテルの人に聞いて近くで換金することに。クレジットカードやドルは小さいお店では使えず、意外とソルを使いました。(そういうお店では英語も通じない。)この旅全体で$100くらいは換金したかな…?

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ホテルの案内の人がわざわざアルマス広場の換金所まで連れて行ってくれました。

 

クスコからマチュピチュまでは電車移動です(約3時間半)。全行程バス移動もあるけど、しんどそうなので選考外。クスコからタクシーで15分ほどのところにポロイ駅があり、ここからマチュピチュ行きの電車に乗れます。ただ午前9時発までの便しかなく、フライト的に間に合わないので、往路だけ途中のオリャンタイタンボまで車移動することになりました。オリャンタイタンボへはタクシーでも行けますが、安いしおもしろそうだったので、乗り合いバスで行くことに。
 
ちなみに電車はペルーレイルとインカ・レイルの2社が運行しているのですが、5月に予約した時点で都合の良い時間帯は既に埋まっていました。電車が無理なら車移動しかないし、電車の予約、地味に重要です。マチュピチュとウユニを同時に旅行するなら、ウユニの鏡張りが見れるので日本人には雨季が人気ですが、欧米人には乾季の方が人気らしい ですね。アジア人よりも欧米人の方が圧倒的に多かったです。

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換金所のお兄ちゃんや広場で話しかけてきた青年に教えてもらい、Googlemapを併用しつつ、オリャンタイタンボ行きのバス乗り場へ。一応日本でイモトのwi-fiをレンタルしてきました。クスコでは若干電波が弱いけど、位置検索やメールをする分には問題なかったです。タクシーで5分の距離らしいのですが、歩いても10分ほどで迷うことなく乗り場に辿り着きました。

Googlemapまじで神。

 

[13:30]クスコ→オリャンタイタンボ
私たちが乗った乗り合いバス(コレクティーボ)は10人乗りほどのバンで、人数が集まったら出発するシステムらしいです。乗ってすぐに出発となりました。完璧なタイミングです。約2時間弱で1人10ソーレス。友人と助手席に案内され、ドライバーの兄ちゃんと3人横並びでまじかよ…って思ったけど

むちゃくちゃ楽しかったです。

今日1番テンションが上がりました。

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オリャンタイタンボは標高2,600mで、クスコより800mほど低くなります。山道をひたすら下っていくのですが、兄ちゃんがものすごい飛ばすので想像以上にスリリングでした。私たち以外は地元の人で、みんな慣れてるみたいだったから、1番前の席で変わりゆく景色を眺められて良かったです。絶対に日本の山では見れない光景。マラスの塩田も観たかったのですが、時間がなかったのでまた次回。(があれば)
 
[15:30]オリャンタイタンボ

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ぎりぎり予定時刻に到着しました。右下の白いバンが乗ってきたコレクティーボです。ペルーの飛行機はよく遅れるとガイドブックに書いてあったので、かなり余裕をもって予定を組んでおいて良かったです。まさかいきなり2時間も遅れると思いませんでしたが。

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オリャンタイタンボには大きくて立派な遺跡がありました。上の方まで登ってる人もたくさんいましたが、急いでいたので登らず電車の駅を目指すことに。歩いていると前方に見覚えのある人が…。

木下夫婦でした。

(DAY3 ナスカツアー参照)
 
どうやら同じ電車でマチュピチュに行くようです。南米は移動の日程が限られてくるから、こうやって出くわすこともあるんですね。雑談しながら駅に向かいます。木下は前年の12月にこの旅の予約を済ませていたらしく、恐る恐る尋ねてみると日本⇄リマの航空券代が

我々の半額でした。

しかもワイナピチュの入山チケットも手に入れていました。(1日300人しか入れず、私たちが予約した時には完売していた幻のチケット。)さすが人生の先輩、勉強になります。
 
往路はインカ・レイルを予約していたのですが、カウンターで発券が必要なようで、木下に方法を教えてもらい無事に手続き完了。ちなみに駅には有料トイレしかなく、1回1ソルでした。(観光スポットではちょくちょくトイレは有料でした。)
 
[16:30]オリャンタイタンボ→マチュピチュ

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全席指定なのですが、木下と同じ車両でした。ご縁があります。

 

私たちの乗った車両は全てボックス席で、対面ははじめましての人たちです。発車時刻で車体のランクが分かれており、乗車したExecutive classは1人$79でした。意外と値の張るお電車。(コレクティーボが激安だっただけに尚更。)でも社内はきれいで、天井の窓からも景色が見れるし良い感じです。

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発車間際になって対面のお客さんが乗ってきました。スペイン語を話すシニアのご夫婦で、言葉はわからないけど面白い雰囲気が溢れ出ています。人柄に国境はありません。
 
発車すると、川沿いにどんどん下っていきます。マチュピチュの標高は2,400mで、なんとクスコより1,000mも低くなります。到着すると高山病が治る人もいるそうです。外の景色を眺めながらテンションが上がっていると、向かいの席のパパが隣のボックスの女性2人と何やらしゃべっています。
 
“Friends?”
と聞くと
“Familia”
との答えが。
 
それは早急に席を替わらねば。

Familiaが1つのボックスに収まり、パパはいたく喜んでおりました。善い行いをしました。

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ちなみに途中でドリンクとお菓子のサービスがありましたが、出されたクッキーがものすごくおいしかったです。一般販売して欲しいレベル。後日、友人とクスコにあるインカ・レイルのオフィスを覗いてみましたが売っていませんでした(笑)。
 
[18:00]マチュピチュ

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ついにやってきましたマチュピチュ。この日はもう遅いので麓のホテルに泊まり、明日朝イチで遺跡へ向かいます。パパと笑顔で別れ(木下はいつの間にかいなくなっていた)、早朝からの移動で疲れ果てていたので、夜ご飯を食べてからホテルに向かうことに。マチュピチュはタクシーなどないこじんまりした村で、完全に観光地化されている模様です。

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客引きのいる店は避けて、落ち着いた雰囲気のレストランに入り、スープとアルパカ肉のプレートをシェアしました。高地でのアルコールは高山病を引き起こしかねないので、しばらくは涙の断酒(夜になって発症する人もいるらしい)。というか疲労がピークで飲んだらすぐに意識飛びそうでした。
 
お料理はボリュームは満点で、アルパカはくせがなくて美味です。レストランはどこも観光地価格でした。疲れすぎてお店の名前は失念しました。
 
[21:30]ホテル
 レストランを出てホテルに向かっていると、再び木下に出くわしました。彼は緑のTシャツを着ているのでよく目立ちます。とにかく移動が多くて体力を持っていかれるので、ホテルに着くとすぐにベッドに吸い寄せられました。

 

[服装]

薄手ニット、ヒートテックパンツダウン、スニーカー、リュック

昼間の移動はダウンなしでも十分ですが、夜マチュピチュに着くと寒かったです。

 

[移動]

  • AIRPORT EXPRESS:ホテル→空港($8)
  • 飛行機:リマ→クスコ(LC Peru:往復17,500円)
  • タクシー:クスコ→ホテル(30ソーレス)
  • 乗り合いバス:クスコ→オリャンタイタンボ(10ソーレス)
  • インカ・レイル:オリャンタイタンボ→マチュピチュ($79)

 

[食事]

朝:前日のナスカツアーでもらったマフィン

昼:ー

夜:スープ、アルパカ肉プレート(92ソーレス/2人)

 

[宿泊]

Tierra Viva Cusco Machu Picchu Hotel(17,000円/泊)

リノベーションしたかわいらしいホテルでした。村の外れの方にありますが、部屋はゆったりで快適。

  • wi-fi:◯
  • シャワーのお湯:◯
  • タオル:◯
  • ドライヤー:◯
  • 飲料水:1人1本
  • アメニティー:シャンプー、ボディソープ
  • 朝食:あり