ペルーとボリビアの旅
[はじめに]
2017年8月10日〜21日、20代最後の夏休みに女2人で8泊12日の南米旅行を敢行してまいりました。今までまとまった休みが取れず、こんなに長期で海外に行くのは初めてです。(いかんせん今月末で退職するもので。) 今回の旅でどうしても行きたかったところが
[ボリビア]ウユニ
さりげに出国回数は5回目を数えましたが、未だに出入国でたじろぐ小心者。一方の友人は訪れた国が優に15ヵ国は超える強者。ハプニングあり感動ありの、濃厚な毎日だったので熱の冷めやらぬ内に、旅の記録をしたためたいと思います。
今後ペルーとボリビアを訪れる人の参考になればと思い、旅程やかかった費用などを、なるべく詳細に記録しています。が、記憶が曖昧な部分もあるため、あくまで参考ということで、事実と異なるといったクレームはご容赦いただけますと幸いです。なんだかんだで1人500,000円以上かかったでしょうか…。当面、白米生活です。
根がズボラなので、旅行の計画は直前まで立てず、行き当たりばったりなことが多いのですが、今回はさすがに諸々下調べしました。なんせまずパックツアーか個人手配かっていうところから始まったので。検討を重ねた結果、費用と自由度の問題から、なるべく個人手配にしようということになりました。パックツアーだと10万円くらい高くなりそうだったのです。
とりあえず地球の歩き方を買って、友人とは今年の3月頃から定期的に集合していましたが、決めることが多すぎて嫌になり、結局飲んで世間話だけして解散する日々…。そろそろまずいなという雰囲気になって、5月に入りようやく東京⇔リマの航空券を予約しました。 3月より値上がりしてました。(当たり前)
航空券の予約は早いに越したことはないです。
価格と時間を優先したら、日本とリマを往復するだけで6回も飛行機に乗るはめになりました。
この旅1番の大きな買い物が終わりほっとしていましたが、まだ全体のタスクの10%も終了してないんですよね。この辺りで最初からパックツアーにしたら良かったのでは…なんて念が出てきました。ひとまずいろんな会社のツアー内容やガイドブックを読み込んで、自分たちで予約したのがこちら。一応使用したサイトのリンクも貼っておきます。(なんとか7月頭にはすべての予約を完了しました。)
- 日本⇔リマの航空券
- ESTA(アメリカ入国時に必要)
- リマ⇔クスコの航空券
- 日帰りナスカツアー
- クスコ⇔マチュピチュの電車:
ペルーレイル インカ・レイル - マチュピチュの入場券
- 2泊3日ウユニツアー(←この辺は終盤で面倒臭くなってツアーに頼りました)
- ホテル(6泊分)
そこまで英語力も旅スキルも高くなく、ましてやスペイン語なんてOlaとGraciasしか知らないというレベルなので、現地で宿を探す勇気は出ずに、旅の予約は全て日本で済ませました。あと友人も私も、ホテルは最低限きれいなところに泊まりたい派だったので、ガイドブックに載っている高級ホテルのクラスから探しました。日本の高級ホテルとはランクが違うので、高くても2人で1泊20,000円くらい。 一応バウチャーは全てプリントして持っていきましたが、実際に紙を提出したのはペルーレイル、インカ・レイル、マチュピチュの入場券、2泊3日ウユニツアーくらいであとは必要なかったり、スマホに保存したバウチャーを見せるだけで大丈夫でした。タクシーでホテルの行き先を伝える時に、スマホで地図を見せるとそのまま持ち逃げされそうな気がして、紙のバウチャーを活用したりはしましたが…。
食事や宿泊、観光など自分たちが重視するポイントにお金をかけられるのが、個人手配最大の魅力だと思います。想像以上に大変でしたけど
旅スキルが一気に上がった気がします。
妙な自信がつき、今後の海外旅行は全て個人手配にしようと思いました。
[旅を終えて]
英語が母語ではない国に行くのは初めてで、思ったより言葉が通じませんでした。タクシーや小さな商店なんかはまずスペイン語。でもボディランゲージとGraciasさえ言えれば、意外となんとかなりました。英語とスペイン語のバイリンガルも多く、聞いたらみんな親切に教えてくれます。
道中は毎日必死でしたが、やっぱり思い切って行って良かったです。ものすごく素晴らしいものが見れました!南米ということで今までずっと躊躇していましたが、時には勢いと思い切りも必要ですね。一緒に行ってくれた友人に感謝です。
ペルーとボリビアは植民地だったこともあって、アンデスの風景にスペインの文化が融合していてとてもおもしろかったです。特に教会なんかは顕著。なので来年はルーツを辿ってスペインに行ければ…と思います。(休みが取れれば。)